JAZZ スタンダードバイブル

生徒さんの中にはジャズを勉強中の方もいて、先日こんな分厚い本をプレゼントして下さいました。「JAZZ スタンダードバイブル」という二冊の楽譜です。なんでも、日本のジャズプレーヤーにとっては決定版だという。アルファベット順に沢山の曲が収録されており、誰もが知っているA列車、枯葉、星に願いをなどはもちろん、文字通りジャズのスタンダードは全て網羅してあります。そういえば、「Real Book

」という似た楽譜をジャズ科の友達はいつも持ち歩いていたな。メロディーとコードが記されているので、みんなこれを日々練習しておいて、セッションでは「あの曲やろうよ、ジャ〜ン!」みたいなノリで合わせてしまうのでしょう。凄いですよね。僕らクラシック畑の音楽家が毎日格闘している楽譜とは全く違います。

 

今月は膨大な譜面と睨めっこしていただけに、シンプルな楽譜で音楽を作っていくスタイルが新鮮です。とはいえ、どちらのジャンルの音楽家もよく練習をしていますね。これだけは事実。ジャズ好きの生徒さんのレッスンでは、この「JAZZ スタンダードバイブル」を使ってイヤートレーニングをします。コードを与えてメロディーを聴きとったり、メロディーにコードをつけたり。とても楽しい時間です。