笑っていいとも最終回

ピアノの練習ってほんと骨が折れるよな、とボヤいて今練習を終えたところです。今日は休みだったので、来週のコンサートで弾くヴィヴァルディのConcerto Grosso のオケパートと、プッチーニのアリアの伴奏パートを弾き込んでいました。大変なのはもちろん、ヴィヴァルディの方です。そう、「四季」を作ったヴィヴァルディさんですね。バロック時代のコンチェルト(協奏曲)はソリストとオーケストラの文字通りの「競争」という意味があります。だじゃれじゃなくて、本当に。となれば、オケパートも本気で弾かないと曲の格好がつかないことになりますよね。競争相手が弱ければ、面白くありませんから。今回は出演が決まってから本番までの期間が短く、残された日数は今日を含めてあと5日。

 

《めんたいワルツ》は大盛況で終わったし、昨日は生徒のコンクールも終わったし、今日は「笑っていいとも!」が終わります。正直、今夜のグランドフィナーレをビールを飲みながら、だらだら見たいな、と思ってしまいます。しかし、残された日数と練習状況を考えるとそれは難しそう。「笑っていいとも!」はとても馴染み深い番組です。タモリさんは我が母校「筑紫丘高校」出身で僕の叔父とは同級生。ピアノをやっていたせいで、中学・高校と学校をさぼった日も多かったけれど、そんな時はよく「笑っていいとも!」を見ていました。さぼったとはいってもピアノの練習をするためで、将来が不安だとか、練習が大変だというありきたりの悩みを抱えているとき「どうにかなるさ」と勇気くれたタモリさん。ありがとう。本人がいくら気楽な番組だといっても、32年間続けるというのは、普通の人が出来ることではないですよね。続けることの大切さ。辞めないための最低限の努力。手を抜くこと。いろいろと教えてもらったことは多いです。

 

書いているうちに日が暮れて来ました。ああ、やっぱり今日は「笑っていいとも!」を見るべきだ。誰もが、そんな息抜きが必要だと思いますよ。