節電と練習

気がつけば、先月のブログ更新は僅か2回。今月は頑張ります。節電が広く求められる中、後ろめたい気持ちでエアコンのスイッチを入れる今日この頃です。今朝の一面には関西電力の原発稼働の記事がでっかく載っていました。慣れとは恐いものですね。ドイツのベルリン郊外をICEに乗っていると、暫くの間(ハッキリ覚えていないが15分程だったか)広大な風力発電畑が続いていました。日本での原発事故など考えもしなかった数年前の事ですが、事故後に即決されたドイツの脱原発案を聞けば納得。エアコンに限って言えば、ドイツの夏はそれなしでもずっと快適なのだけど。先週はテノールの友達から楽譜が送られてきました。近いうちに一緒にやろうとのことです。伴奏の練習量も増えて、レッスン室の「原発」も稼働。しかもこの時期はピアノに大敵の湿度がとても高く、プラスして除湿器もフル稼働させたいところですが、今の世論を考えると悩ましいところです。シューマンの歌にも言わずと知れて傑作が多いです。今回はリーダークライスop.24に取り組んでいます。シューマンの幸せな「歌曲の年」の幕開けに作曲されたもので、さりげなくもハートフルな連作歌曲。弾くのは暑いけど、気分は爽やかになります。ハイネの歌詞も素敵。