シンガポール公演

コンサートの翌日、シンガポール滞在の最終日には街を見て回ることが出来ました。有名なマーライオンがある所まで行き、コンサートホールの外観に近づいていきます。まあ、こんな斬新なホールだったのですね。こちらからだと分かりませんが、とげとげした半球が2つ並んでいます。ドリアンの形をしたシンガポールの舞台芸術の発信地「エスプラネード オン ザ ベイ」。他にも、シンガポールには面白い形の建物が目白押しで、建築家にとっては楽園ですね。

 

南国特有の解放的な雰囲気はクラシック音楽界でも例外ではなく、こちらの演奏家のオープンマインドな演奏といったら、それはもう刺激的でした。共演したヴァイオリニストのアレクサンダーさんとまさこさんの開放的な音楽性と、フレンドリーな人柄にはすっかり魅了されましたし、お客さんの雰囲気もとても良かったです。お陰でリラックスして演奏できました。クラシック音楽は世界中で愛好されていますが、シンガポールでもその風土と解け合い、シンガポールらしい楽しみ方が広がっているのでしょう。お客さんを楽しませる事への情熱。これは凄かったな、と思います。