梅雨の晴れ間に

土砂降りの翌朝、久しぶりにすっきりした気分で目覚めました。それでも湿度はかなり高いらしく、除湿器のタンクは4、5時間程で満タンになってしまいます。明日からは引き続き台風の影響で大雨のようです。昨晩、異常なまでに猫が鳴いてたのですが、今晩も全く同じ鳴き声が続いています。一体何事でしょうか。家は交通量の多い車道の角地で、普段猫の鳴き声が気になる事はありません。声の調子はニャオ、ニャオと甲高く間を置かずひっきりなしに繰り返す感じです。周りの騒音を突き抜けて響き渡っているので、猫なりに相当な理由があるのでしょう。試しに<鳴き声で分かる猫の気持ち>というサイトを見てみると、猫の鳴き声には16種類以上あるらしく、そのイントネーションによって様々な猫の言葉を理解できるそうです。察するにこの猫は「強い要求」をしているようです。梅雨の晴れ間に猫が鳴くと聞けば、風情がありそうなものですが、残念ながら猫が歌に登場するのは繁殖期の春のようです。梅雨入り前のホタルは季節感があってよかったですね。福岡市近郊でも見れる所があるよ、と誘われて行ってみました。ホタル客用の露店も、風情を演出。そういえば、鳥の鳴き声はとても音楽的だということで、オリヴィエ・メシアンはそれらを収集して全7巻から成る「鳥のカタログ」という長大なピアノ曲集を作りました。猫の鳴き声はそういう訳にはいきませんね。